色落ちとは、「衣服や布地などの色が落ちること。」
はじめは色鮮やかだったものが色あせていく、とは、
まるで人の記憶のよう。
狭い部屋にあふれている、一つ一つの「もの」と、
その記憶を綴ります。

はじめに。色落ちとは?


せまい部屋に、どうしてこんなにたくさん、
ものがあるんだろう・・・?
いったい何を僕はため込んでいるんだろう?
このコンテンツは、そんな疑問から始まりました。

ちなみにタイトルの色落ちとは、
「衣服や布地などの色が落ちること。」
(三省堂提供「大辞林 第二版」)。

着古して、洗濯を繰り返すうちに、初めの色鮮やかさが
失われていく様子を言います。

はじめは色鮮やかだったものが色あせていく、とは、
なんだか人の記憶のようです。

「もの」について何かを書こうとする人は、
うっかりすると、物そのものではなく、
物にまつわる『記憶』について、
書いてしまうのでは?

だから、言い訳のつもりというわけではないけれど、
こんなタイトルになりました。